Conoha VPSバージョン2.0から3.0に移行した時にSSH接続で詰まった話

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目次

何があったか?

Conoha VPSバージョン2.0の契約がそろそろ切れるので、ちょうど良い機会と思い3.0に移行を決意。

VPS起動 -> sshdサービスを有効化 -> ポート変更 -> ufwで許可… といつも通り行ったが接続がConnection Timeoutになっていた。

TL;DR

セキュリティグループに許可ポートとしてsshのポートを追加すると接続できるようになった。

最近のクラウドプロバイダには標準であるらしいが、ずっとConohaを使い続けてきたため知らなかった。純粋な勉強不足。

環境と初期設定

  • OS: Ubuntu 24.04 LTS
  • VPS Provider: Conoha
  1. VPSを起動
  2. sshdサービスを有効化
  3. sshd_configのポート変更
  4. ufwで変更後のポートを開放
  5. ufwをリロード
  6. authorized_keysに公開鍵を記述
  7. sshdサービスを再起動

結果

だめでした。

どうやって対処しようとしたか

1. サービス起動してる?

1
sudo systemctl status sshd

エラー無く動いてた。

2. ポートの変更し忘れ?

1
sudo cat /etc/ssh/sshd_config

変更できてた。

3. ufwの設定間違えてる?

1
sudo ufw status

全然大丈夫だった。

4. もしかして通信Listen出来てない?

1
netstat -tuln | grep "<port>"

Listenしてた。

5. う~~ん… SSHクライアントの問題?

1
ssh -vvv user@ip
1
debug1: connect to address ------ port ------: Connection timed out

う~ん?

6. もしかしてネットワーク到達できてない?

1
tracert <ip>

あ~到達できてないな。じゃあなぜだ?

7. AIに聞いてみよう。

回答の要約

クラウドプロバイダのセキュリティグループは標準でport 22番しか許可してないだろうからそこ確認してね~~!

結果

セキュリティグループにポートの許可を記載したらちゃんと動いた。

反省

日頃からしっかりと勉強していないことが良くわかってしまったため、もう少しクラウドやインフラに関して知識を付ける必要がある。